普通自動二輪(中型バイク)の卒業検定を受けるとなると、その日の流れが気になりますよね。
今回の記事では、私が実際に普通自動二輪卒業検定を受けた時の流れ、実施要領と注意点に関して詳しくお伝えしていきます。

教習所によるかもしれませんが、私の通っていた教習所では12~15時の3時間もの時間が卒検に必要だと説明を受けました。その内容をお伝えしていきます。
普通自動二輪(中型バイク)卒業検定とは
普通自動二輪(中型バイク)の卒業検定(卒検)とは、教習所内のコースを走行して教習所を卒業できる技能が備わっているかの試験をすること。
卒業検定は、普通自動二輪の第二段階の最後に行われる“みきわめ”合格後に申し込みをしなければ受講することができません。



卒業検定では指定自動車教習所指導員という国家資格を取得している教官が担当をします。ですから、普段教えてくれている教官ではない可能性が高いので、緊張しないように心構えしておきましょう。
普通自動二輪(バイク)の卒業検定は、普通自動車免許(一般的な車の免許)と違い、路上を走行することはしません。
教習所内のコースを走行し、安全運転で基本的な運転技術が備わっていることが確認出来れば合格となります。
卒業検定の評価は70点以上で合格となりますが、基本的な運転技術が足りていない場合や、安全運転で走行できていない場合は減点されていきます。
普通自動二輪(中型バイク)卒業検定の流れ
普通自動二輪(中型バイク)卒業検定の流れをご説明していきます。
- 受験票を卒業検定当日受付に提出
- 卒業検定コースの発表
- 走行順の発表
- 本人確認
- 卒業実施要領の説明
- 課題の説明
- 卒業検定
- 合格発表
- 卒業証明書授与
- 今後の説明



第二段階のみきわめに合格し、卒業検定の申し込みをする(当日申し込みは不可)のを絶対に忘れないでください。日時も指定されているので、ご自分が通っている教習所で必ず確認をしてください。
受験票を卒業検定当日受付に提出
普通自動二輪(中型バイク)卒業検定当日は、受付であらかじめ教習所から受け取っていた受験票を提出します。
提出時間は決められているので、絶対に遅刻しないようにいきましょう。



遅刻はキャンセル扱いになってキャンセル料を取られてしまうケースもあります。卒業検定を受けられなくなった上に、キャンセル料を取られたら最悪ですから遅刻には気を付けましょう。
卒業検定コースの発表
卒業検定で走行するコースはあらかじめ決められています。



私が通っていた教習所では、検定コースは2パターン用意されていました。教習所によってコースの数が違うのかまでは存じ上げませんので、ご自分であらかじめ確認しておきましょう。
卒業検定当日に走行するコースが発表されたら、他にも覚えていたコースのことは一旦忘れて発表されたコースに専念しましょう。
走行順の発表
卒業検定で走行する順番が発表されます。



私の場合、卒業検定は私1人だけだったので順番の発表がなく、実際にこの項目は体験することができておりません。
教習所によって順番の決め方はさまざまなようです。
入校準、卒業検定の申し込み順、名前順、くじ引き…などで走行順を決めるようです。
本人確認
卒業検定の際に、検定員が検定結果を記入する成績表にご自分の名前が記載されています。
その用紙に記載している名前などを確認し、間違いがないかを確認します。
卒業実施要領の説明
普通自動二輪(中型バイク)の卒業検定の実施要領は下記になります。
- 採点の範囲:乗車する時から下車してスタンドをかけてバイクから離れるまで
- 安全確認の方法:バックミラー及び目視する方法
- コース:全て車道とみなし、周回コースが優先
- 脱輪:車輪が縁石に乗り上げたら卒検は中止(縁石の代わりに区画している線や道路鋲も同様の扱い)
- 狭路等接触:パイロンなどに接触したら卒検中止(接触しそうになって停止は減点)
- 指示速度による走行:指示速度(35km/h)に従って走行(急制動は例外)
- 上り坂の停止及び発進:指定場所で停止し、直ちに発進をする



教習所によって違う点もあるかもしれませんので、ご自分が通っている教習所の実施要領通りに検定を進めて下さい。こちらは参考程度にしておいてください。
課題の説明
普通自動二輪(中型バイク)卒業検定の課題の説明は、非常に重要な部分です。



卒検を受けるまでにほとんどの人が頭には入っている内容かとは思いますが、当日しっかり説明をきいておきましょう。
- 一本橋(平均台):台の手前で一時停止。普通二輪は7秒以上の所要時間で走行すること
- 急制動:指定速度(40km/h)を保ち急制動開始線で制動を行い車輪をロックさせず急停止区間内(11m以内)で安定した停止をすること
- スラローム:立体障害物の間を順にS字状に走行し、8秒以下の所要時間で走行すること
卒業検定|課題の注意点を解説
卒業検定では、1人当たり5分程度で指定されたコースを走り切ります。
外周1周する時間をいただけるので、バイクの調子が悪い箇所などないかも確認しながらメリハリをつけて走行しましょう。



パイロンに接触したり、転倒などで検定員から指示がない限り自分のタイミングで全ての課題に挑戦していきます。
まず、乗車から発進は下記のことに気を付けて行いました。
- 乗車前に後方確認
- フロントブレーキを握りバイクを起こす
- サイドスタンドを払う
- 後ろ確認して乗車(右足はすぐステップへ・地面についてはいけない)
- ミラーを合わせる
- クラッチ握ってエンジンをかける
- ローギアに合わせる
- ミラーと黙視後方確認して発進



次は、実際に私が走ったコースで注意点のまとめです。
- 障害物をよけて一周走る(ウインカーのタイミング注意)
- 坂道発進(ローギアにする・停止位置・エンストに注意)
- S字(パイロンに当たらないように注意)
- クランク(パイロンに当たらないように注意)
- 見通しの悪い交差点(しっかり一時停止をして目視)
- 一時停止(確実に一時停止)
- 一本橋(7秒以上の所要時間だが、なにより落ちないことに注意)
- 急制動(40km/hのスピードで急制動開始線で制動を行う・車輪ロックに注意・急停止区間内11m以内で安定して停止
- スラローム(パイロンへの接触だけはさえ、できるだけ8秒以内の所要時間で走行)
- 発着点に戻る(停止線の手前でしっかり停車)



最後は、発着点に到着してからバイク下車までの注意点になります。
- 左足から地面につく
- ブレーキをかけてニュートラルに合わせる
- エンジンを切る
- フロントブレーキを握り後方確認して降車
- サイドスタンドを立てる
- ハンドルを左にきってバイクから離れる
合格発表
卒業検定のコースを走り切ったら、ヘルメットやプロテクターなどをとり、指定された場所で合格発表を待ちます。
卒業検定を受けた人数によって(多ければ待たされる時間も多くなります)、合格発表までの時間は前後するでしょう。
合格だった人はそのまま卒業証明書を受け取りますが、不合格だった人はみきわめの予約をし、みきわめ合格後に再度卒業検定を受けることができます。
卒業証明書
卒業検定で合格だった方は、いよいよ免許取得の際に必要な卒業証明書を手に入れることができます。
卒業証明書の発行時間も、卒業検定を受けた人数によって待ち時間は変動します。



教習所の校長、もしくは同じくらいの役職の方が卒業証明書を渡してくれるでしょう。卒業検定を担当してくれた検定員のサインと押印もしっかり記載されていました。
今後の説明
卒業証明書をもらえたということは、免許を発行してもらえることになります。



卒業証明書の有効期間は1年間となっております。まさか有効期限をきれてから免許センターに行く方はいらっしゃらないとは思いますが、早めに免許センターへいって手続きをしましょう。
免許なしの方と普通免許を持っている方では、手続きに必要な内容が違ってくるのであらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
普通自動二輪(中型バイク)卒業検定の流れと実施要領、注意点についてご説明いたしました。
これから卒業検定を受ける方は参考になると思うので、ぜひ目を通して予習をしてみてください。



卒検では余裕が生まれれば生まれるほど、合格に近づけるでしょう。コースの確認、課題の確認、日ごろ注意されていることを復習して挑みましょう!
コメント