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普通二輪第1段階(中型バイク)|4時限目~坂道の通過・発進・停止

普通二輪MT(中型バイク免許)の技能教習第1段階4時限目に関して説明していきます。

4時限目の項目は、なかなかやることが多いのですがメインは坂道発進でした。

  • 円滑な発進と加速
  • 速度の調節
  • ブレーキ操作
  • 坂道の通過
  • 坂道における停止及び発進

やることがたくさんあるので、あっという間に教習が終わってしまうでしょう。坂道発進はブレーキと半クラが重要になってくるのでこの記事でしっかり説明していきます。

目次

円滑な発進と加速

円滑な発進と加速をするためのポイントは、下記になります。

  • 速度に応じたギアチェンジをする(発進する時はローギア)
  • 安全確認を怠らない
  • アクセルを強く回しすぎない(急発進しない)
  • アクセルとクラッチの同時操作をできるようにする
  • クラッチをつなぐときは急ではなく、半クラで徐々につないでいく

速度の調整

教習所内での速度の調整は、下記のことがポイントになります。

  • 30キロ~35キロの速度で走る
  • 直線で3速(サード)にするくらいがちょうどいい
  • カーブや道路状況に応じで2速(セカンド)で走る

速度に合わせてギアを変えていかないと、バイクの音に違和感を感じたり、スムーズな走行ができなくなります。

適度なギアで走っている時のエンジン音に慣れ、それぞれのギアにあっているスピード感を体で感じられるようになるといいと教わりました。

ブレーキ操作

ブレーキには、前輪ブレーキ・後輪ブレーキ・エンジンブレーキがあります。

主に使うのは前輪・後輪ブーレキなのですが、場面に応じてエンジンブレーキも使えるようにしていくとより安全に止まることができます。

そして次に説明するブレーキ操作は、余裕を持って停止位置に止まるために非常に大切な技術になります。

目標の停止位置よりも、バイク1台分手前で止まれるように速度を落としておくのが安心です。正しくブレーキを使い、急ブレーキなどに頼らない運転を心がけましょう。

エンジンブレーキについて

エンジンブレーキとは、走行中アクセルグリップを戻すと速度が遅くなることなのですが、主に下記の場面で使うとスムーズな運転になるでしょう。

  • 高速スピードから停止する際
  • 下り坂
  • 濡れた路面
  • 雪道

ニュートラルではエンジンブレーキはききません。エンジンブレーキはローギアで最も強く、トップギアでもっとも弱くなります

前輪・後輪ブレーキについて

前輪ブレーキと後輪ブレーキでは、ブレーキの特徴が違います。

前輪ブレーキだけでの停止
  • 速度が速い時は後輪ブレーキよりも強めにかける
  • 後輪ブレーキだけの時よりも短く止まれる
  • ロックしてしまうと転倒しやすくなってしまう
後輪ブレーキだけでの停止
  • 停止距離が長く必要
  • ロックしやすいので横滑りしないように注意をする
前輪・後輪ブレーキ両方での停止
  • 短い距離で止まれる
  • 安定した停止ができる

教習所では、速度がでている時は、前輪ブレーキ7~8割、後輪ブレーキ2~3割くらいがよいとアドバイスをいただきました。

坂道の通過

坂道の通過は、アクセルやクラッチ、ブレーキの繊細な操作が重要となります。

上り坂
  • 平地のうちにローギアにしておく
  • 頂上の手前でアクセルを戻して徐行する
  • 上り坂も下り坂もローギアのまま走行する

坂道ではエンジンブレーキを主に使い、前輪・後輪ブレーキは必要に応じて使うといいです。

坂道発進・坂道での停止

坂道発進及び坂道での停止に関しては、卒検での実施項目でもあります。

坂道発進は、リアブレーキ・半クラ・アクセルの加減が慣れるまで難しいと感じるかもしれません。コツをつかめばエンストなどもしなくなるのでポイントをみていきましょう。

坂道発進

卒検の実施項目でもある坂道発進ですが、教習所で教わったポイントは下記になります。

  • リアブレーキを使い後ろに下がることなくスムーズな発進ができる
  • エンストせずに坂道発進ができる
  • アクセル・半クラッチ・リアブレーキをバランスよく操作できる

坂道発進はアクセル・半クラッチ・リアブレーキの加減が難しいと感じました。半クラッチの状態でスロットルを強めにまわし、進み始めたらバイク2台分ほどまで半クラッチの状態をキープできるとスムーズな発進が可能になりました。

坂道での停止

坂道での停止時に、気を付けるポイントは下記になります。

  • 坂道の途中にある指定されている場所で停止ができる
  • 後ろに下がらないようリアブレーキを使って停止の状態をキープできる
  • 立ちごけをしないようにバランスをとる

坂道での停止は、リアブレーキを上手く使えないと後ろに下がってしまいます。エンストや立ちごけも卒業検定までにはしなくなるように気を引き締めていきましょう。

まとめ

普通二輪第1段階の4時限目は、坂道の通過・発進・停止に関して学んでいきますが、坂道発進はポイントさえ押さえてしまえば難しくはありません。

リアブレーキやアクセル、半クラッチの加減を調整できるようになると、坂道発進をスムーズにできるようになります。

ですから、坂道発進がスムーズにできるようになると、他の場面でもスムーズな運転ができることに繋がっていくのです。

慣れるまではリアブレーキ、半クラッチを上手く操作出来ないかもしれませんが、回数をこなして慣れていきましょう。

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